2008年07月23日

とうとう借りてしまった。

お金がなければ働けばいい。誰もが普通はそう考える。
しかし、ある水準以上の金額であればそうは行かない。

「モノを買いたい」といった衝動的なものなら「貯めてから」という選択をすればよい。
授業料・生活費は2年後3年後などとは言ってられない。それで頭が一杯だった。

お金がないから残業させてくださいなんて言って、「ではどうぞ」という事業者はいない。そんないい加減な事業は成立しないからだ。
ヤマトが働いていたのは深夜営業のレストラン。それが、24時間営業になるという。当然、そのままでは人は不足する。

チャンスとばかりに交渉したが、1日8時間以上の勤務は本部からダメだと言われている。これは8時間を超えた分には「手当て」が必要だからだそうだ。
更には週40時間厳守(労働基準法)に加え、アルバイトは週24時間以下での勤務が望ましいとのこと。
つまり国民年金の強制加入で、企業負担の大きい厚生年金加入希望者が続出したことを受けて、加入義務のない時間まで削減しようと言うのだ。実に企業である以上、お金にシビアにならざるを得ない。

そして20歳を迎えたのを機に「法律上の契約」が可能になったことで、とうとう借りてしまった。

借入先は武富士。平成元年のことであり、ヤマトにとって新しい元号は借金の始まりに過ぎなかった。
金額は30万円。滞納していた授業料は前後期分で60万円以上であり、足りなかったが、学務課へ行って事情を話し、前期分の一部納入として扱ってもらった。給料日には前期分残額を精算できた。とりあえず半年の猶予が出来たように思った。

この頃までは「お金がなければ相談する」という習性があった。
それがいつの頃からか「なければ借りる」になってしまった。
配達記録で届く「カード」に勝ち誇った気になったこともある。
それがいつの頃からか「今回は残念ながら・・」の紙キレに代わる。
posted by ヤマト at 07:36| Comment(2) | 多重債務への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは、Yoshiです。
ブログ開設おめでとうございます。

これで、ルパンさんと共に強い方々が開設されて、過払いで救われる方々が増えると思います。それにルパンさんやヤマトさんのコメントにどれだけ励まされてここまで頑張れたのかは、私自身でもあります。
ご存知の通り、5社の内3社は裁判上の和解あり、裁判外の和解あり、そして判決とこの半年で完結させることが出来たと感謝しています。
ヤマトさんのコメントにヒントを貰い、こうすれば良いんだとか、考えてとりあえず返還された過払い金があるのは事実ですし、名前も住んでいる場所も知らない方々には感謝しきれません。
残り2社の内1社は民事再生法を適用したため、裁判が中断しているのと、これからこの債権債務の決着がいつなのかもわからない状態ですが、希望が見えたらうれしい限りです。しかし、もう一社は何が気に入らないのか完全にいじめとも取れる行為で、延々と裁判が伸びている状態は、どっちが被害者なのかわかっているのか飽きれるばかりです。今日の法廷では相手は出廷しないのに、次回開催するが決まりました。ルパンさんや2ちゃんねるの掲示板でも、プロミスと並び返還に応じやすいとのコメントからは、かなりかけ離れた状況で、コニカカメラが意図している事を知りたいです。誰だって、早く解決させたい思っているのに、大手に逆らうと痛い目にあうぞと言わんばかりです。庶民は従えばいいんだといいたいのかわかりません。また時間が出来たので、勉強の日々ですが、ヤマトさんのコメントが、何かヒントにさせてもらいますので、これからもよろしくお願いします。
Posted by Yoshi at 2008年07月23日 15:49
ルパンさん、Yoshiさん、早速のご訪問有難うございます。
自分の体験談を物語風に書くことで、自身の反省を促しながらも、何らかの発見が皆様にあることを切望しております。
Yoshiさんへ、ヤマトのコメントが何らかのヒントになったというのも、ルパンさんをはじめとする、いろいろな場所で得た知識であり、ヤマトのオリジナルでないことからも明らかなように、自ら学ぶことの重要性は言うまでもありません。
Posted by ヤマト at 2008年07月24日 22:31
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