2008年07月24日

知恵を借りるのは良いことだ。

たら・れば、は勝負事では禁物と言う。
人生に於けるたら・ればもまた然り。

平成元年、とうとうお金を借りてしまった。それも武富士から。
武富士というのは、サラ金とも呼ばれる高利貸し。
当時借りた30万円には毎月8000円余りの金利が必要だった。
時給700円のアルバイトでは税金や保険料を考えると2日を金利のためにムダにしていることになる。
一ヶ月に働けるのは、20日。これでは破綻へ一直線だ。

たら・ればの話になるが、当時の育英会や、20歳になったということで、銀行にも自分名義で「教育ローン」が受けられないかを相談している。
当時とすれば「出来る限りのことをやった最後の手段」のつもりだった。
実際に復学のために、いろいろな制度を調べたが、まだまだ手を尽くしきれていなかったと今では思う。

結局は自分の中だけで、もうすこしいろいろな制度について、数多くのところに前もって相談していればと思っている。

例えば、今同じ境遇の者がいれば、かなりの内容まで知恵を貸すことが出来ると思っている。
当たり前だが、借りた知恵には金利が付かない。
借りるのはお金の前にまずは知恵である。

学校にしても「授業料未納」でクビになることはない。
最近「入学金未納」で入学式への参加を「見合わせられた」ことが問題になったが、特に私立の学校であれば尚の事、授業料未納が問題視されることはないと言い切れる。
まず、親には監護する子弟に「教育を受けさせる義務」があり、授業料の負担は当然親の役割である。
学校側も「クビ」にして何のメリットもないどころか、在籍数に応じて国が負担している補助金が削減されると言う弊害しか残らない。

「猿芝居」と言われようと、学務課へ行って一丁お涙頂戴の演技をブチかまして、後は卒業後、細々とでも払えばよい。

病院だってそうだ。急なケガや病気にお金が追いつかないこともある。
医療費の未納で「追い出される」こともまずない。
健康保険を持たない外国人がたらい回しにされたと言う話がある。
病院とて経営だから収入は大事なものであるが、日本人であれば保険で大部分が賄われる。そして健康を回復してから払えばいいのである。
ほとんどの病院では退院時に「誓約書」を書くことで、問題なく診療を受けられる。
新宿の赤十字病院が、数年前に閉鎖になったと聞く。
保険を持たない外国人であっても「赤十字」の看板の下で診療拒否が出来ず、しかも多くは不法滞在のもので、事実上「ボランティア」状態だったと言う。

こう書くと「滞納のススメ」のように思うだろうが、払えないところを無理して支払うとどうなるか?ということである。
結局、シワ寄せの行く先が違ってくるだけのことである。

病気が回復したのは良いが、家庭環境が二度と回復できない重篤な危機に陥るというのはまさに本末転倒である。
posted by ヤマト at 10:00| Comment(0) | 多重債務への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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